重複しているもの、余計なものをどうするか
前回は、片付け・整理の一番初めにすること
「物別に収納する場所に集める」について書きました。
前回のステップをすることで、重複して持っているもの、余計なものがあることに気づいたはずです。
「重複して持っていたもの」はアイテム別に一つの場所にまとめる
「重複して持っていたもの」は、今後はアイテム別に一つの場所にまとめて片付けておくことで、これ以上無駄に買うことはなくなると思います。
これまでのように、また家中のあちこちに戻してしまうと、同じ過ちを繰り返してしまいます。
まずは、ざっくりとでもOKなので、物別に収納する場所に集めます。
詳しくは、前回の記事に書いています。
「余計なもの」はどうする?
「余計なもの」については、今回のステップで、どうするかを決めます。
さて、「余計なもの」にはどんなものがありますか?
- 着なくなった服や使わなくなった靴・鞄・アクセサリーなど
- サイズが合わなくなった子供の服、使わなくなったおもちゃ
- 思い出の品
- もらったけれど使わないで取っておいた贈答品
- 来客用の寝具、食器など
- 便利と思って買った物
- 安かったからつい買った物
- 空き箱・紙袋
- 書類
- 明らかなごみ
「余計なもの」を3つに分類
「余計なもの」は大きく3つに分類できるかと思います。
- 今後絶対に使わないもの
- 今後使うかもしれないもの
- 今後使わないけれども捨てるのはためらわれるもの
ちなみに、「余計なもの」にカテゴライズされないもの、つまり「必要なもの」は…
・今後も使うもの
・大切で絶対に捨てられない物
「今後絶対に使わない」と言い切れないのがリバウンドの原因
「余計なもの」の中で、「今後絶対に使わない」と言い切れるものは、
10.明らかなごみ
それ意外の 1.~9. は、多少なりとも迷うかもしれません。
迷ってしまうことが、片付けが進まなかったりリバウンドする原因となっているのでしょう。
ここでスパッと迷わずに捨ててしまえる人は、片付け上手な人だと思います。
一度片付けると、リバウンドも少ないのではないでしょうか。
では、ここで迷ってしまう人は、どんな風に迷うのでしょうか?
- また使うかも
- 何かの役に立つかも
- 捨てたら後悔するかも
- せっかく買った物だから
- 思い出があるから
- プレゼントしてもらったものだから
心当たりがありましたか?
上手に手放せるようになるといいですね。
ここを乗り越えると、片付け・整理はぐっと楽になります。
私が手放すコツとしているのは
- 買った時に満足した気持ちに感謝をして手放す
- もらった時の嬉しかった気持ちを大切にして手放す
- こんなにたくさん持っていなくても大丈夫
- 必要な時が来たら買ったらよい
このコツで、ほとんどの迷いはなくなります。
以前の私は、「また使うかも」と思ってしまって捨てる決断ができないタイプでした。
こんまりさんの本を読んでからは、そこで進めなくなってしまうことはかなりなくなりました。
今では、「どうしてこんな物をとっておいたのだろう?」と自分で不思議に思いうものもあります。
ものを減らせなくて、ただ綺麗に入れ直すだけだった片付けから、
余計なものを手放して、余白のある片付けをすることができるようになりました。
自分ルールや例外があってもよいと思う
私は服などは好きなので、「使わない」とわかっていても、今もまだ手放しづらいものが多いです。
絶対に今後着ることはないと思うまでは、無理に手放さなくてもよいと決めています。
本も好きなので、無理に捨てなくてもよいと自分に許可を与えています。
ただし、どちらもむやみに増やさないようには心がけていますし、定期的に見直して手放す時期が来たら手放しています。
本と雑誌は特に、できるだけデジタル本を買うようにしています。
人それぞれに考えや状況が違いますし、それぞれに大切なものや尺度は違うと思います。
だから、全て捨ててしまうのが正解だと思いませんし、ミニマリストが正しいライフスタイルだとは思いません。
人それぞれにちょうど良い、心地よいと感じる環境であれば、それが正解だと思います。
もし、ミニマリストに憧れる、持たない生活をしてみたい、と考えるのであれば、ぜひ徹底的に手放してください!
お読みいただきありがとうございます。
次回へ続きます
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