空間の余白をつくる_step.2(具体的な方法) では、片付けや整理をする前に、読んでもらいたい本や動画などをご紹介しています。
整理術のおすすめ本2つめは、
「こんまりさん」こと近藤麻理恵さんの著書「人生がときめく片づけの魔法」です。
テレビをあまり観ない私でも、こんまりさんのお名前は知っていました。
著書を読むまで私が持っていた、こんまりさんのイメージはこんな感じ。
- 国内だけでなく、海外でも有名なお片付けの人
- かわいらしい方
- 「ときめくかときめかないか」がキーワード
- なんかいっぱい捨てさせるイメージ
雑なイメージでごめんなさい。
要するに、私はこんまりさんについてあまりにも無知でした 。
ご本のタイトルも知っていましたが、「ときめくかときめかないか」とかいうマインドのことより、片付けのやり方を知りたいと思って、読みたいという気持ちになれなかったというのが正直なところです。
そんな私がなぜ読む気になったのかは忘れてしまいましたが、ある時なぜかとても読んでみたくなり、購入しました。
「人生がときめく片づけの魔法」を読んでみた
「はじめに」の冒頭にはこう書かれています。
この本は、「一度片付けたら、絶対に元に戻らない方法」を書いた本です。
人生がときめく片づけの魔法
そんなこと本当にあるのかな?
今まで何度も片付けているけれど、同じ数だけリバウンドした私には無理かも。
そんな気持ちを抑えて読み進めていく内に、内容に引き込まれていきました。
こんまりさんの幼少期からのお片付けに没頭する様子が書かれていて、そのお姿がなんとも素敵なのです。
はじめから完璧なお片付けができなくても諦めずにトライアンドエラーを繰り返す「小さいこんまりちゃん」を、私はだんだんと好きになっていきました。
それまでは、かわいらしいという印象のこんまりさんでしたが、キリッとした部分がたくさんあることも発見しました。
「ときめくかときめかないか」の言葉についても、読んでいる内に印象ががらっと変わりました。
深いのです。
「ただのお片付けの本ではなかった」そして、「もっと早く読んでおけば良かった」というのが率直な感想です。
この本を読んで起こった変化
本を読み終わって、私にはたくさんの変化がありました。
- 「片付ける」ことへの考え方が変わりました。
- 所有している物に対する見え方、考え方が変わりました。
他にもありますが、ネタバレになるのでこの辺で…。
お片付けについての細々とした具体的な方法が書かれているわけではありませんが、内面の変化が大きかったです。
「片付けなくてはならない」ではなくて、「自然と片付けたくなる」ように変わりました。
実際、片付けはどうなった?
私の家はまあまあ片付いている方だと思いますが、もっとすっきりさせて余白をたくさん作りたいと思っています。
服と本と紙類が多いです。
しまい込んでいるけれど、要らない物が多いです。
言い換えると、本当は要らないのに、いつか使うかもと取っていて、収納場所を占拠している物たちがたくさんあります。
私のようなタイプの片付けが苦手な人へのアプローチも書かれていたので、必要がないものはサクッと捨てられるようになりました。
それから、本当は家中を一気に片付けてしまいたいのですが、仕事をしていて時間がなかなか取れないので、ちょっとずつ片付けています。
以前は、やりたいけれど時間がなくて進まない。そしていざやるとなると面倒でした。
だから、「時間がない」をどこか言い訳にしていた部分もあります。
「人生がときめく片づけの魔法」を読んでからは、自然と片付けたくなるように変わりました。
なので、ハードルが低くなり、定期的に楽しく片付けを進めています。
また、ゴールが思い描けるようになりました。
できることならまとめてぱーっと終わらせたいです。
片付けは○○○ですから! ← 答えは本の中にあります
おすすめな理由
完璧に片付いて満足しているという方、または、片付けに全く関心がないという方以外は、読んでいる途中から片付けたくてウズウズしてくることと思います。
私は、もっと早く読んでおけば良かったと思いました。
いろんなお片付けの本を読む前に、この本を読んでみてほしいと思います。
おかたづけが得意な人にも、苦手な人にもおすすめします。
次回に続きます。
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